無い物を無理につけてはいけないよ？

おいおい、ちょっと聞いて下さいよ。私、前々から気になっていたことがあるんですよ。あ、まあ、何の話かっていうと「男の娘」についてなんです。ほら、私好きじゃないですか「男の娘」。この間もオンリーイベントのチラシを貰ってきたりしましたし、『女装少年アンソロジー』を見つけたときは次の瞬間には買っていましたよ。いやいや、そんな事はいいんだ。言わなくったって皆さんなら簡単に予想がつくでしょう。同じ変態なんですから。

で、聞いて貰いたいことっていうのはですね。ほら、アレですよ。アレ。たまにというか最近というか、男の娘なのにおっぱいがある本が増えてる気がするんですよ。ちょいと可笑しいとは思いませんかい。だって男なのにおっぱいがあるんですよ？いや確かにホルモンの異常とかからくる病気で男性でも女性のような肉付きになることもありますよ。でも稀です。それに、私が言うような作品では、男の娘におっぱいがあるのが当然に扱われるのです。おっぱいなら女の子で充分なのです。そもそも、男性と女性の胸は違いますから、そこもまた醍醐味のひとつでしょう。だというのに、最近の男の娘作品はもう、生殖器すげ替えただけの女の子状態ですよ。私はね、別に全否定しようって訳じゃあ無いんですよ。果たしてそれが本当に「男の娘」なのかという話です。こういう造りの話になると、最近はBLの方が良く分かっていると思います。いや、たまに穴の数が増えてたりするのは頂けませんがね。それ以外には「美化のし過ぎ」ぐらいしか不満はありません。だというのに最近の「男の娘」は「何故かおっぱいがある」「体型が女」「マ○コがチ○コになってるだけ」「まる
で女の様なことを言う」など、最早「男の娘」では無くなってきている。もう「チ○コがついた女」「マ○コがないフタナリ」です。それは本当に「男の娘」ですか？「男の娘」というのはね、男なんですよ。そして、チ○コがついてりゃいいってもんじゃない。と、そういう事をもっとみんなに解ってほしい。